
写真はスポーツです。あたらしい写真人生をはじめよう。
写うまこと「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ」がオフライン、オンラインクラス共に修了しました!
実に濃厚だった3ヶ月。オンラインクラスの渡辺さんが最終回の翌日にアツい #現場体験レポート を届けてくださいました。ちょっと長いですが、軽妙な語りでするすると読めてしまいますのでぜひ。
授業内容のおさらい(オフラインクラス)
みなさまこんばんは。ワタナベです。
写うま オンラインクラスが無事修了いたしました。誠にお疲れさまでした。
心八先生、運営のみなさま、クラスメイトのみなさまに心より感謝申し上げます。
全6時限中の後半2時限を飛ばしてしまい、中退まであと1歩だった怠惰な卒業生の私に、運営のスパルタ山田 友佳里さんより「せめてレポート書けよ、渡辺。明日中に。」と面前で叱咤されたので渋々書いてます。
そういうネタです! 運営はスパルタではありません!(山田)

本気だけどアットホーム
当初オフラインクラスに参加しようと思ったのですが定員に達しており、オンラインクラスに参加しました。
今思うと、オンラインで正解。というのも私のようなワークショップ初心者は、日々の実習課題と2週間に1度のワークショップに時間を割くことを考えると、どこからでもパジャマでもノーパンでも参加できるオンラインのほうが参加しやすいです。
オンラインクラスは、お子さんがいらっしゃる方が比較的多かったように思います。いざというときには離席して、お子さんの対応を優先していただいてもOK。毎回終了後に、アーカイブ映像をお渡します。
あとはやはり、全国津々浦々の参加メンバー、海外在住の方ともご一緒できちゃうのはオンラインならでは!みんな個性があり熱心。尊敬できる素敵な方ばかりです。そんなオンラインクラス1期に参加できたことは、やっぱり俺ってツイてるな、と勘違いに拍車をかけてくれました。
いつの日かみなさんとお会いしたいです。

見て見て見る、考えて考えて考える、撮る撮る撮れ!
さて、1時限目から修了までを振り返ってみて、私自身どんな変化があったかというと、
参加時 → 良い写真撮りたい。(漠然)
修了時 → 見て見て見る、考えて考えて考える、撮る撮る撮れ!
です。
ひとつずつの学びを書くと、眼の仕組みからはじまり、正中、ピント、絞り、シャッタースピード、読解、模写、被写体、構図、何を見せたい、誰に伝えたい、、、なので書ききれません。決して面倒くさがってるワケじゃなく、未だにわからないことだらけ。ですが、わからなくていいということも大きな学びのひとつです。
このあたりの重要キーワードはすべて『写真がうまくなっちゃう7のこと』に綴っておりますので、ぜひご覧ください!
〈第1回の課題〉
正面・水平・垂直・絞り、シャッタースピードは固定し、
距離を変えて3枚の組写真をつくる。



〈第2回課題 前半〉
正面・水平・垂直・距離は固定し、絞りを変えて2枚の組写真をつくる。


自分なりの考えを持って写真を撮る。
ファインダーを覗いたら考えすぎない。
深呼吸をして、ひと思いにバシャバシャ。
ときにソフトに1度だけ。
(あくまでワタナベ談)
もれなく全員、もがき苦しみました。
あっちこっち壁に当たりました。
一体、写真ってなんだろう。
そんな絶望の底で、第4回の課題である模写のお手本とさせていただいたホンマタカシさんが頭の中で私に囁きます。
「みんな何でそんなに真面目なのかなぁ?」
ハッとさせられました。へうげ(ノリ)を失ったら、オマエには何も残らないぞ、と。そして「開き直り」ます。開き直るに至るまでの道のりは長く、もがき苦しまないと開き直りの境地はやってこない。悩む→開き直る→撮る→悩むの繰り返しでした。


作家を知る旅 is 自分探しの旅
狙いを定めた写真家の写真集や著書を読み、その写真家が影響を受けた写真家を調べ、対談記事をネットで漁り、メルカリでバックナンバーを見つけては掘り下げていく。ウィキペディアでリンクを延々と辿ってしまうがごとく、終わりなき旅へ。
結果、私はそんな放浪で出会った北島敬三さんの写真に心奪われ、『Untitled Records vol. 10』を参考に、沖縄の地でワタジマユウゾウとして修了制作を行いました。




沖縄へは家族と訪れたという渡辺さんですが、家族写真そっちのけで制作に取り組まれたとのこと。そんな裏側は1ミリも感じさせない、堂々たる修了作品。北島さんが沖縄をはじめとする各地で目にした時代の盛衰を、渡辺さんの眼と身体でとらえています。
そんな苦悩の日々も終わりですよ。・・・終わっちゃったのか。
もう明日から学校(部活)ないんだ。
卒業の何ともいえない懐かしき感情が年甲斐もなく甦ります。
それが味わえたということは、心八先生率いるクラスが最高だった何よりの証拠。画面越しのせいか、静けさを装ってみんな負けず嫌い、闘志メラメラ。そんな熱いオンラインクラス。
私が中退せず卒業できたのは、間違いなくチームのおかげです。
課題に対する心八先生レビューや、みなさんの忙しいなか時間を割いて撮ったであろう、熱を帯びた写真を見るたびに「うわぁ、めっちゃうまくなってる・・・。ヤバい。」
どげんかせんといかん、という気持ちにしてくれました。
和気藹々、時に厳しく真剣に、同じ目標に向かうグループワークの醍醐味を感じながら本当に楽しく濃い時間を共に過ごさせていただきました。

写うまが終わり、これから始まる新たな写真人生
ここから自分は、みなさんは、どんな写真を撮るのでしょうか。ワークショップは修了しましたが、結局何も終わってないというはじまり。
私は古田織部を胸に歩んでいこうと思います。
あと買ったはいいけど読んでいない本たちをゆっくり読もう。
それぞれの写真道場、楽しんでいきましょう!
エキシビジョンも楽しみにしております。
最後に、時代を築いてきた写真家の方々(と写真集)に敬意を表しつつ、関わった全ての方々にお礼を申し上げます。
ありがとうございました!

オフラインクラスでは、ワークショップで会場のオフィスを訪れるたびに鈴木が所有する写真集を資料として見ることができましたが、オンラインクラスメンバーは遠方の方が多く、なかなかオフィスに来ることが難しい状況。
「連絡をくれたらオフィスの写真集を自由に見ていただけますよ」と伝えた2、3日後、ちょうど鈴木撮影の「そうだ、プロフィール撮ろう。」にスッと申し込んでくださり、渡辺さんは千葉から来てくださいました。

プロフィール撮影は毎月開催しています!
フットワークもノリも軽いけど、あの調べ物の質と量。最後までオンラインクラスとSKOOLを盛り上げてくれました!

写真もご縁も、まだまだこれからですね。
写真はスポーツです
継続することで必ずうまくなっちゃいます
心もからだもあたたまり、もっと写真が撮りたくなる、もっと写真が好きになる写うまとSKOOL。写うまに申し込んでいただくと、鈴木心のワークショップに初参加の方はSKOOLが3ヶ月間無料でご利用いただけます。
現場で学べるオフラインクラスもおすすめです。
まずはオンラインサロンで現場体験レポートを読んだり、メンバーと交流したりから始めるのもいいですよ。
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