
いつか親子で語り合える写真をのこそう。
鈴木心オンラインサロンSKOOLでは、ワークショップやイベントに参加してくださった方の #現場体験レポート を随時更新中。 #鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ (以下、写うま)、オンラインクラスの村上里佳さんのレポートが届きました!
授業のダイジェスト動画(再生リストあり)
前回の渡辺さんの記事はこちら。
母だからこそ気づく生命のきらめき
オンラインクラスに参加しました村上です。
この3ヶ月間、毎日写真と向き合い大変でしたがととも充実した日々でした。オンラインクラスの様子は渡辺雄介さんが素晴らしいレポートを書いくださっているので読んでください。
私の最終課題は川内倫子さんの『as it is』を参考に制作しました。
これは川内さんの出産から約3年間、子育て中に出会った子供や身近な風景を撮りためて構成した写真集です。
私には1歳の子供がいるのですが、課題をやるときは常に一緒で、ワークショップが始まった頃はまだよちよち歩き。目も手も離せず・・・。
おんぶしながらや足に挟みながら写真を撮っていたので、ブレるし集中できないしで大変でした。
〈第2回課題 前半〉
正面・水平・垂直・距離は固定し、絞りを変えた2枚の組写真でストーリーをつくりましょう。


〈第2回課題 前半〉
正面・水平・垂直・距離は固定し、シャッタースピードを変えた2枚の組写真でストーリーをつくりましょう。


お子さんを抱えながらのトレーニングのおかげで「カメラのダイヤルは爆速で回せるようになりました笑」とのこと!
感動を伝えるために、写真家の力を借りる
そんな状態なので、実をいうと好きな写真家というよりは子供に負担をかけずにできそうなもので選んでしまいました(子供を被写体にするつもりも、川内さんが特に好きなわけではなかったです)。
川内さんは「3歳までの子どもは生の塊のような眩しさを持ち合わせ、生命力溢れる存在だ」とおっしゃっています。『as it is』にはよくあるニコニコ笑顔のかわいい子供の写真はなく、タイトル通り、そのまま自然な子供の姿を独特な光と共に撮られており、命の美しさ、生命力、尊さ、儚さを感じました。


課題作品で研ぎ澄まされた絞りやシャッタースピードの感覚が、修了作品で大いに活かされています。もはや最初から川内さんの写真を参考にすることが決まっていたかのように、川内さんの表現のうえで、のびのびと身につけた技術を披露する村上さん。
子供とともに成長した時間
写うまが始まった頃はおしゃぶりを咥えながらよちよちしていた我が子も、
たった2か月ちょっとでおしゃぶりは取れ、自我が芽生えはじめ、何にでも興味をもち、走り回れるようになったりとすごいスピードで成長し、人間の生命力の凄さを感じていました。
その姿と、ちょうど制作期間が桜の開花して散る時期だったので、植物の生命力や儚さを撮りたいと思い、何度も写真集を見ては光の使い方や構図を参考にしてたくさん写真を撮りました。
普段なら絶対に撮らない角度から撮ったり、あえて白飛びさせたり、ブラしたり。他にも書き切れないほど表現の幅が広がりました。
今は川内さんにしてよかったと思っています。



たくさんの真似は自分らしさへの道
1限目からずっと
考える → チャレンジ → 失敗 → 学ぶ
を毎日繰り返すので終わったときには自然にうまくなっちゃってました。
本当ビックリです!!
そして自然に被写体を探す目が身につき、確実に自分の写真観が変わっているのを実感しています。
ワークショップは終わりましたが、写真集を読めるようになったので、これからも好き嫌い関係なくいろんなジャンルの写真家さんを真似して自分らしさを追求していこうと思います。
こんな素晴らしいワークショップをしてくださった心さん、山田さん、オンラインクラス、オフラインクラスのみなさまありがとうございました!
驚くほどのスピードで成長するお子さんと同じくらい、村上さんの成長も目覚ましいものだったことでしょう。共に成長した時間の記録としての写真。この先お子さんがご覧になってどんなことを感じるのか、そんな未来も含めてとても楽しみな作品となりました。こちらこそ貴重な体験を共にさせていただき、ありがとうございました。
お子さんのいらっしゃる方も比較的参加しやすい、オンラインクラスは水曜日の20:00スタートです。まもなく開講!
鈴木心写真館の日本橋横山町オフィスでみっちり学べるオフラインクラスももう数名、駆け込めます!
まずはオンラインサロンから入門もよし。ちなみにサロンとワークショップに初参加の方は、ワークショップ参加期間中のサロン入場が無料で試せる特典つき!
学割もあります。自分のお母さん以外のお母さんが、日々感じていることをを教えてもらえる機会ってとてもありがたい。
鈴木新写真館でも、大切な日常を残すお手伝いをさせていただきます。GWはイベントを開催しますので、ぜひお出かけとあわせてご利用ください!
母が撮るもよし!母を撮るもよし!な母の日イベントもございます。
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